1保険相談時に知っておきたいこと
このサイトでは、これから保険の無料相談でもしてみようかな・・・という方向けに、相談時に失敗しないように、前知識を付けることができるようになっております。
- 保険の選び方がわかる
- 営業マンに誘導されにくくなる
- 見直しにより一生涯支払う保険料が安くなる可能性がある
- しっかりした相談により保証の無駄を省ける
- 自分自身や家族にとって必要な保障がわかる
きっとお役に立つと思いますので是非ご参考にしていただけると嬉しいです。
自分や家族にとって現在、そして未来に向かっての不安の確認
自分や家族にとって現在、そして将来に向かって何が不安要素であるかを再確認しましょう。
保険との関連なので、例えば、入院費用や手術代、大黒柱に万が一があった場合の葬儀費用、その後の生活、ガンが心配、など色々と考えると不安要素が出てきます。
何が不安かもよくわからないし、保険で何をカバーしてくれるのかもよくわからない場合は、その辺も相談に乗ってくれると思います。
そんな時は、このサイトを開いて1つ1つ丁寧に相談してみましょう。
生命保険を選ぶ際の3つの基本
私の場合、下記の3つの要素を意識してご相談者様に対応しています。
1,保険は一生涯保険料の上がらないものを選ぶ
今は、ほとんどこれ以外は進めてこないと思いますが、10年後とか20年後に保険料が上がるものはお勧めしません。
よくあるのが、終身保険を主契約にして、そこに特約を付けて販売するという手法があります。この場合でも10年とか20年とか年数を刻んで契約することはお勧めしません。
よく、保険料が上がるのを知らずに契約した人が、担当に「保険料上がるなんて聞いてないよ~」などというと、「じゃあこの保障は無しにして、こっちは保障金額を減額しましょう」などといってくる場合があります。歳を重ねてから保障を減額したり解約するという作業は基本的には私は考えません。
若い時に加入する保険は、いわば資産です。50歳を過ぎたあたりから必要になるケースが増えてきます。その万が一の時に使用するのが保険です。なぜ、若い時から加入する方が良いかというと、保険は健康な状態でないと、保険料が高くなったり、最悪加入できない場合があります。なので、健康なうちに加入しましょうということです。
また、保険料は年齢ごとに高くなっていきます。あまり高くなってしまうと保険料が払えなくなってしまう状態なども考えられます。必要な年齢の時に解約せざる負えないのは非常に不安です。
保険料は一生上がらないタイプを意識して相談に臨みましょう!
2,バランスよく加入する
新規で初めて加入する場合は特にバランスを意識しましょう。バランスというのは、保険料を支払うにしても上限があります。大体月収の10%から20%くらいになると思いますが、「旦那が死んだらもらえるなら3000万くらい死亡保障入れておこう」とか「差額ベッド代心配だから医療保険1日20,000円もらえる奴に入りたい」などというご相談も実際経験しています。相談する会社や担当者にもよると思いますが、私的には必要最低限の保障を社会保険(社会保障)の上乗せで加入するというイメージでよろしいかと思います。もちろん実際お亡くなりになったり、入院した場合には保険金がもらえますが、元気でいる可能性のほうがはるかに高いという認識でいいのではないでしょうか。
3,商品名が同じでも保障内容(中身)は違う
注意してほしいのは、同じ商品名でも保険会社ごとに中身が異なっているということです。
さすがに自分ですべてを調べて選択するのはほぼ無理です。パンフレットを見ても似たようなことしか書いてませんし・・・まあパンフレットは宣伝用ですから仕方ないとして、しっかり約款の内容も確認しないと保険金を請求するときに聞いてないよってことになってしまいます。詳細は下記で説明しますが、この3つを基本に相談してみてください。
特約と主契約
内容すべてを説明するととても長くなってしまうので、ここではポイントだけ。相談する際の基礎知識を簡単に説明します。
特約:あえて特約から説明します。重要なのは、特約は単体では契約できません。必ず主契約にくっつけるものです。そして、主契約を解約すると、特約もなくなってしまいます。将来どうしても解約しなければならない時があり、とてもいい特約があってその部分だけ残したい場合があります。実際過去にご相談がありました。そういう場合すべての契約を継続するか、すべてを解約するかの2択しかありません。とても重要な部分であると考えています。
私の場合、オリックス生命の医療保険に加入していますが、そこに三大疾病保障の特約と先進医療の特約が付加しています。もし私が、保険料が払えないから三大疾病と先進医療の保障は残して入院保険はやめたいといってもそれはできないといわれてしまいます。
じゃあなぜそうしたの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、これを話すと1時間はかかってしまうのでここでは省略しますが、個人的に保障内容が優れていると判断したのでそうしました。
しかし、やみくもに、もしくは面倒だからという理由で、主契約に特約を付けるのはお勧めしません。
別々に主契約を2つ加入する方法を優先に考えることをお勧めします。
おそらく同じ保障内容であれば、さほど保険料は変わらないと思いますので相談してみてください。
主契約:主契約は単体で解約できる普通の保険契約です。この主契約があって初めてここに特約を付加できます。主契約・特約共に終身型(一生涯)と定期型(期間限定)がありますので、注意してください。あくまでも意識は主契約の終身型。定期とか特約とかの単語が出てきたらよく聞いてください。主契約に特約を付ける場合も、基本は終身型をお勧めします。※定期保険を利用する場合は収入保障というタイプの保険か、どうしても一定の期間だけ必要な定期保険くらいかと思います。収入保障は勧められても安心できるタイプの保険です。
定期保険と終身保険
定期保険:あえて定期保険から説明します。定期保険は期間が定められているということです。10年と書いてあれば10年間だけの保障期間となります。例えば「こんなに安いの?じゃあこれ入る」などと安易に加入すると10年間だったりします。これが医療保険だったとして、その10年の間にガンに罹患してしまった場合、契約期間満了後、健康な人が加入できる保険には加入できなくなる可能性を秘めています。過去にはこれで加入できなくて無保険状態になり相談に来た方もいらっしゃいます。
基本的には定期保険は死亡保障の際に利用します。(医療保険の定期はリスクがあります。1つは必ず終身で加入しておいた方が無難です。)お子さんがお生まれになった時から成人して一人立ちできるまでの20年とか、独立してラーメン屋を始めるけど借金返すまでは心配だなとか特別な場合が多いです。また、いわゆる掛け捨てなので保険料が安いです。なので、90歳までの定期保険などもあり
「そこまで長生きしないから」などと言ってご契約される方もいらっしゃいました。
要注意なのは「定期付終身保険」です。これは終身保険に特約で定期保険が付いているタイプです。
大体、特約部分の定期保険は10年、15年、20年あたりが多いかなと思います。そこにガン特約とか三大疾病特約とか色々付けてくるタイプのものはお勧めはしていません。主契約を解約したら全てなくなってしまいますし、10年後、15年後に保険料が上がる可能性があります。不安であればシミュレーションしてもらうのもよいかもしれません。
その他損害保険
その他、損害保険について説明します。
100%あっているかわかりませんが、生命保険は病気にも対応しますが、損害保険はケガのみというイメージです。もちろん、家や自動車などの物にも対応しますし、法律に則った損害賠償などにも対応しています。
1,自動車保険:自動車保険の選び方は好みの会社でよいと思います。ほぼ同じ保障内容ですので。
ただし、保険会社の事故処理能力に若干違いがあるように感じます。
あと、ネット通販で、ご自身で購入するのは、安いですが自動更新をしていない場合、忘れると最悪保険金がでないとうことにもなりかねませんので、自分で管理するよりも代理店を通した方が無難です。
加入する保障ですが、①対人無制限②対物無制限③人身傷害3000万円④対物超過修理費用特約⑤弁護士費用特約。私はこんな感じで勧めていました。新車であればこれに車両保険も付けます。③の人身傷害は5000万円とかそれ以上に付加できますが、いままで3000万以上の損失を見たことがありません。相談窓口に聞いてみてください。これにプラス搭乗者傷害保険もありますが、私は、保障の説明はしますが付加しない方向でお話しすることが多かったです。
2,火災保険:火災保険は火事の損害以外に、破裂・爆発・衝突・風災・雪災・雹災・水災とあります。民間の損保会社と共済系では補償範囲に差があることが多いです。私は民間の損保会社をお勧めします。約款で確認してみてください。
主な保険相談所&見積書
無料なので、複数の相談所をご利用する方もたくさんいらっしゃいます。
保険は高価な買い物です。何度でも利用しましょう。
